こんにちは!
今回も、地震にまつわる話をしていきたいとおもいます。
地震も1点の場所に集中でなく、いろいろな場所で起きていますね。
特に日本は地震が多いので、当然のように考えらえています。
そこで、
「今日、愛知で不気味な雲を見てしまった。」
「あれは地震雲じゃないだろうか?もしかしたら地震がおこるかも?」
そんな思いをされた方もおられると思います。
気になったので、愛知方面での地震雲について調べてみました。
1.はじめに
地震雲にまつわる話ってなにかあるのでしょうか?
某歌舞伎役者さんが地震雲をみて福島県沖で発生した地震を予言していたといわれています。某歌舞伎役者さんは驚くことに、5年間で数回も地震の発生を予言していたらしいです。「地震雲を見たけど地震がこなければよいな」と心配しながらツイッターされていたようです。
では、なぜ地震雲は地震の予兆だと言われるの?
一説によると、電磁波が雲を発生させるメカニズムが解明されていることから地震によって電磁波が発生し、そのため普段見られないような形や色をした雲を発生させているのではないかと言われています。
2.地震雲画像を今日、愛知で見かけたが…
2-1.英語圏では地震雲は認識されているの?
英語圏でも地震雲は認識されているようです。英語では地震雲のことを『earthquake clouds』と言います。
また、『rainbow clouds』も地震を予言する雲だと言われています。
そこで、『地震雲』とはどんな雲?と疑問を持つ方もおられるとおもいます。
地震を予兆する地震雲とはどのようなものなのでしょうか。
雲の種類の観点から見ていきましょう。
地震雲だといわれている雲の特徴は、比較的低い位置にあって、風に流されないため長時間形を変えないし、なかなか消えない特徴があると言われています。
地震雲だとされる雲の形にはいろいろとあります。
断層のようになっていたり、筋や帯のように細長く伸びていたり、洗濯板のように波打っていたりとさまざまです。また、放射線状に広がっていたり、レンズのような形をしていたりとも言われています。
色について、空や雲の色やコントラストが異常に感じられるといいます。
どれも皆、普段見慣れない形や色の雲をみかけることで不吉さを感じて、地震と結びつけてしまうのでしょう。
勿論、「雲」なので、季節や気候、そのときの天候に左右されやすいのは、その通りでしょう。
しかし、これ、つまり、コントラストの異常や普段見慣れない形や色の雲を不吉に思い、地震と関連付ける行為は、基本的に愛知方面でもどこの方面でもあまり変わらないようです。
2-2.地震雲のほかに地震の予兆だとされているものはどんなものがあるの?
地震がおこると予めわかれば、準備ができて身の安全を守ることができますし、心構えもできます。
地震雲の他にはどのような現象が地震の予兆だといわれているでしょうか。
地鳴りや火山の噴火は土地の異常なのでいかにも地震と関係がありそうです。
ラジオにノイズがでたりする電磁気の異常や発光現象があると地震がおこるともいわれていますね。
身近な動物では犬や猫が普段は吠えないのに吠えたり、震えておびえている様子をみせるなどの異常な行動をしたり、普段は見かけないリュウグウノツカイなどの深海魚が水面に出てきたりすると地震の予兆だと言われます。
地震雲と地震の関係を考えてみましょう。
それでは、地震雲やその他の予兆とされるものに科学的な根拠はあるのでしょうか。
科学者や気象関係の人たちが一生懸命に研究していますが、実はどれも未だに地震との関係は科学的に証明されていないのです。
それは愛知方面だからといっても、特には変わらないでしょう。
それでは、気象庁の見解はどうでしょうか。
今まで巷間言われている事柄や伝承を紹介してきましたが、日本の気象をつかさどる気象庁は地震雲と地震との関係をどのようにとらえているのでしょうか。
気象庁はそのホームページの『地震予知について』というページで
「形の変わった雲と地震の発生は、・・・現時点では科学的な扱いは出来ていません。」としています。
参考はこれをどうぞ。→https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq24.html#yochi_7
3.おわりに
誰でもが突然に足元がぐらっときて大きな被害をもたらす地震について、とても関心があり、1分1秒でも早く地震が起こることを知りたいと期待しています。
しかし、現実にはまだはっきりと地震を予言できる資料はありません。
また、今のところ、地震と地震雲科学的な実証には乏しいといわれていて、地震と地震雲の明確な関係性は不明とされています。
私たちに今できることは普段から地震に備えて避難場所や避難方法の確認を万全にしておくことです。
身の回りをととのえて、地震に備えましょう。
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